創業40年の技術
ITを駆使した設計

光洋精機株式会社は創業から40年、宮城県大河原郡に自社工場を持つ大型アルミ鋳物の鋳造・加工を専門とした会社です。
ITによる設計を取り入れ、鋳造〜加工納品までをワンストップでお引き受けできる環境が揃っているため、スムーズなお取引が可能です。
信用のある技術力とテクノロジーを駆使した光洋精機、是非、この機会にご活用ください。

ご対応可能な製品

今まで制作した鋳物の一部をご紹介します。
こちらに掲載されていないもののご依頼でも対応可能ですので、まずはお問い合わせください。
  • 半導体製造装置

  • ロボットアーム

  • 橋の欄干

  • 医療機器部品

  • 工業用設備部品

  • 自動車エンジン部品

高品質な仕事を提供できる

3つの理由

理由1
砂型積層3Dプリンタによる製造
  • 特徴1

    最小肉厚部2mmの複雑形状に対応

  • 特徴2

    工数削減で他社よりも低コスト

  • 特徴3

    型製造を最短1日で実現

当社が得意とする"大型アルミ鋳物"は金型や砂型を使って鋳造しており、工場内に大型の傾動式金型鋳造機、 低圧鋳造機、砂の再生装置、大型マシニングを保有している為、製造~加工までスピーディに対応出来ます。
特に砂型鋳造は、最初に1ヶ月程度かけて砂型を形作るための木型を製作し、それに砂を入れ固め、最終工程で 木型から砂型を抜く作業が必要な為、鋳造開始までに時間を要していました。
2021年、砂型鋳造のさらなる効率化の為、砂型積層3Dプリンタを導入しました。これにより、 通常1ヶ月要していた砂型鋳造が最短1日で対応でき、更には従来の砂型では実現不可能だった勾配無し、 逆勾配等の複雑形状のアルミ鋳物の鋳造も可能となりました。また、装置の大型化・高速化により、大型アルミ鋳物の鋳造も可能となっております。
砂型積層3Dプリンタ”S-MaxPro”
製造可能な複雑形状サンプル

当社導入の砂型積層3Dプリンタ
“S-MaxPro”の特徴

※EXone社製
  • 木型レスのため、最短1日・複雑形状の砂型製造が可能!
  • 他社製従来型砂型積層3Dプリンタの10倍以上の印刷速度を実現!
  • 1800mm×1000mm×700mmサイズまでの大型アルミ鋳物対応可!
  • 製品3DCAD(ソリッドモデルのParasolidファイル or stepファイル)のご提供で初期費用削減可能!
  • 砂型のみの供給にも対応! 
  • 高速印刷と天然珪砂使用で大幅なコストダウンを実現!
  • 中子のみの対応も可能!従来型の工法との組合せも可能!
  • 3Dプリンタメーカーのパートナーネットワークにより大量生産可能!
  • 試作後、大型傾動式鋳造機、低圧鋳造機、砂の再生装置、大型マシニングを使って量産提案可能!

砂型積層3Dプリンタ“S-MaxPro”の比較

光洋精機導入中

S-MaxPro

他社製従来型
砂型積層3Dプリンタ
従来砂型工法
木型 不要 不要 必要
抜け勾配 不要 不要 必要
製作納期 最短1日 最短3日 1ヶ月程度
製作可能サイズ 1800mm×1000mm×700㎜ 800mm×400mm×400mm
速度(造形容量/時) 80リッター/時 8リッター/時
※横スクロールできます。

砂型積層3Dプリンタでの作業工程

  • 3Dモデル製作

    ご提供いただいた図面・CADデータを元に砂型3Dモデル製作します。

  • 積層造形

    砂型3Dモデルに基づいて積層造形装置で造形します。

  • 型合わせ

    造形された砂型を組み合わせ、鋳造機に設置します。

  • 注湯

    アルミを砂型に流し込みます。

  • 型ばらし

    アルミを自然冷却した後、砂型から鋳物を取り出します。

  • 湯口切断

    湯口など注湯のために発生した箇所を切削します。

  • 仕上げ

    マシニング加工設備や仕上げロボット、職人の手などで、仕上げ処理を行います。

  • 熱処理

    T4,T5,T6処理等の、必要な熱処理を行います。

  • 品質確認

    寸法検査・外観品質・内部品質をチェックします。

  • 納品

    契約時に取り決めた方法にて製品を引き渡し致します。

理由2
高精度な鋳造シミュレーション
鋳造シミュレーション画面
アルミ鋳物は、製造した型への湯(アルミ)の流し方や湯口の位置・大きさなどに作用されて鋳巣という空洞が発生してしまいます。 鋳巣の発生はアルミ鋳物の品質を左右するため、いかに鋳巣を抑えるかが良いアルミ鋳物を作ることにつながります。

当社は2013年に”鋳造シミュレーションシステム”を導入し、型の製造前に鋳巣の発生予測を行うことで、 鋳巣の発生を極限まで抑えた型の製造が可能となっています。これにより、お客様に型試作の費用を過剰に頂くことなく、 費用を抑えた高品質な鋳物の製造ができます。さらには試作の製作期間も短縮されるため、量産の開始まで6ヶ月かかるところを最短1ヶ月で量産開始可能です。
※木型で素材のみ供給の場合。金型の場合、最短で3ヶ月程度になります。

シミュレーションすることで

コスト・リスクを軽減

大幅なコスト削減
大幅な鋳巣発生リスク軽減
理由3
創業50年で培った技術の継承
当社は1971年からアルミ鋳物の専業メーカーとして、宮城県白石市にて創業を開始致しました。1988年に宮城県柴田郡大河原町に移転して、今日に至っております。
創業当時から培ってきた技術を世代交代に伴い継承を続け、それは今も発展を続けています。昨今ではテクノロジーの進化により、鋳物業界にもその恩恵を受けられるようになりました。
当社は新たな技術を率先して取り入れ、鋳造から加工までを内製化できるよう積極的に設備導入を行うことで、継承された技術と掛け合わせて柔軟なご提案が可能です。
金型重力鋳造、金型低圧鋳造、砂型重力鋳造、砂型低圧鋳造など、様々な角度でのお客様にメリットのあるご提案を行っております。

幅広い提案を可能とする設備

当社は、「大型アルミ鋳物の製造で世界中を笑顔に。」をスローガンとし、ご相談いただいたお客様へは、 まずはより良い鋳造方法のご提案からスタートすることを心掛けています。
それを可能にしているのは、幅広いニーズに対応できるような設備の数々です。
砂型積層3Dプリンタ
2021年に導入した設備。スピーディーな型の製作、複雑形状の鋳物製造が可能です。 鋳造解析済の3DCADモデルを使用し、モデル通りに積層することで砂型の製造を行います。 1,800×1,000×700 (mm)まで対応可能で、左記大きさであれば15時間で造型できるようになっております。
鋳造シミュレーションソフト
3DCADモデルデータを読み込み、事前に鋳巣の発生予測を行い、最適な湯口やガス穴の位置を設定します。 これにより、型試作の工程・型試作費用を大幅に削減し、高品質な鋳物の鋳造が可能となります。
大型GDC鋳造機
大型のアルミ鋳造を可能とする設備の一つ。
本機に設置した大型の金型を熱し、アルミを流し込み製品を鋳造します。 工場内に複数台の大型GDC鋳造機を配備しており、複数の御依頼を並行して受注することが可能です。
金型低圧鋳造機
大型のアルミ鋳造を可能とする設備の一つ。
本機に設置した金型に、下からアルミを流し込み、圧力をかけて鋳造します。
これにより湯の廻りが良くなり、トルクコンバータ等、薄肉の部品を鋳造できるようになっています。
フラン自硬性砂再生装置
一度使用した砂を再利用可能とする装置。
この設備があるため、砂型の製造・鋳造・砂型の解体のサイクルを自社内で回すことができ、 ワンストップでのご依頼を承ることができるようになっています。
熱処理炉
一度鋳造したアルミ製品に本機で加熱し冷却するという工程を一定数繰り返すことで、製品の強度があがります。 これにより、高強度のアルミ鋳物のご用命にもお応えでき、ワンストップでご依頼を承ることが出来ます。
マシニング+CAMソフト
大型の切削加工設備。500mm×500mm~1600mm×650mmサイズまで対応可能です。 さらに、CAMソフトを使用することで、3D CADデータを用いてGコード変換も可能となっており、複雑な形状の加工もお引き受けできます。
専用仕上げロボット
通常のアルミ鋳造工場には配備されていない専用仕上げロボット。
本機を導入したことで、通常8時間掛かる荒仕上げの工程を2時間まで短縮。仕上げ工程のコストを抑え、高品質での製造を可能にしております。
汎用仕上げロボット
汎用的な最終仕上げを行うロボット。
こちらも同様に、通常の鋳造工場には配備されていない設備です。 これにより、ワンストップでのご依頼を引き受けでき、低コスト・高品質での製造が可能となっております。

製造実績

金型鋳造
半導体製造装置ロードポート
材質 AC4C-T6
重量 22kg
製造量 200台/月
製造期間 2008年~
納品形態 素材
ご依頼元 加工・組立メーカー様
砂型鋳造
半導体製造装置チャンバー
材質 特殊材
重量 120kg
製造量 80台/月
製造期間 2014年~
納品形態 素材
ご依頼元 半導体製造装置メーカー様
金型鋳造
産業用ロボット部品ベース
材質 AC4C-T6
重量 30kg
製造量 100台/月
製造期間 2020年~
納品形態 素材
ご依頼元 産業用ロボットメーカー様
金型鋳造
産業用ロボット部品ケーシング
材質 AC4C-T6
重量 13kg
製造量 2000台/月
製造期間 2018年~
納品形態 素材
ご依頼元 半導体製造装置メーカー様

ご依頼の流れ

STEP 1
見積りのご依頼
本ページ下部の見積り依頼フォーム、またはお電話にてお見積りのご依頼をいただきましたら、 翌営業日に一度ご連絡差し上げます。フォームからのご依頼であれば24時間受け付けておりますので、お気軽にご依頼ください。
STEP 2
設計データ確認
鋳物の設計データを拝見し、鋳造するにあたっての確認事項の洗い出しを行います。 その後のヒアリングを経て、見積もりの算出を行います。
STEP 3
鋳造方法・見積りご提案
ご依頼内容に対し、最適な鋳造方法のご提案とその費用のお見積りをご提示致します。
STEP 4
ご契約
ご提案・お見積りにご納得いただけましたら契約の締結に進みます。
STEP 5
鋳造シミュレーション
3DCADモデルデータの修正を行い、鋳造シミュレーションを実施します。 鋳巣発生予測が納得できるレベルに達するまでデータの修正を繰り返します。
STEP 6
製造開始
鋳巣発生予測を抑えた3DCADモデルを元に、型の製造を開始します。 型の製造については砂型積層3Dプリンタであれば最短1日で完了します。 その後、試作・試加工が必要であれば実施し、それが不要であれば量産体制構築の上、 量産を開始します。加工が必要であればワンストップでお引き受けすることも可能です。
STEP 7
納品
すべての工程が完了したら、契約時に取り決めた方法にて製品を引き渡し致します。

無料で見積り依頼

お電話からのご依頼はこちら

0224-52-5123
受付時間:平日9:00〜18:00
下記内容を分かる範囲でご入力いただき、確認後、送信ボタンを押してください。
3営業日までに、担当よりご連絡差し上げます。
会社名必須
ご担当者名必須
メールアドレス必須
メールアドレス
(確認)
必須
電話番号
- -
1個あたりの
重量目安
kg

月間製作総数
個/月

試作総数

最外寸法
mm ×  mm ×  mm

PDF図面ファイル
×
2DCAD図面ファイル(zip)
×
3DCAD図面ファイル(zip)
×

※3DCADファイルがございましたら、より詳細にお見積り算出が可能です。
※CADファイルはZIP圧縮したものをアップロードしてください。
※1ファイルにつき1GBまでアップロードできます。

納品形態
後処理

お見積り概要

会社概要

社名 光洋精機 株式会社
代表 若林 洋光
所在地 〒989-1224 宮城県柴田郡大河原町金ヶ瀬字川根22-8
TEL 0224-52-5123
FAX 0224-52-3685
営業品目 量産用アルミ鋳物部品及びそれに付随する業務、機械加工など
資本金 5,000万円
設立年月日 1971年8月
主要取引先
  • ファナック 株式会社
  • 東京エレクトロン宮城株式会社
  • 日本軽金属株式会社
  • 株式会社 太陽機械製作所
  • 日立金属 株式会社
  • 株式会社 島津製作所
  • 株式会社 日立ニコトランスミッション
  • 秋田精工 株式会社
  • 泉工医科工業 株式会社
  • ミズホ 株式会社
  • 株式会社 富商
  • 喜多方軽金属 株式会社
  • 株式会社ライト製作所
  • 日軽新潟株式会社
  • 岩井産業株式会社
主要取引銀行
  • 仙南信用金庫
  • 商工組合中央金庫
  • 国民生活金融公庫
  • 三井住友銀行
  • 七十七銀行

アクセスACCESS

〒989-1224
宮城県柴田郡大河原金ヶ瀬字川根22-8
TEL:0224-52-5123
FAX:0224-52-3685

お車でお越しのお客様

東北自動車道白石IC下車
→ 仙台方面へ国道4号線を6.5km直進
→ 信号を右折、突き当りT字路左前に正門

電車でお越しのお客様

・東北道新幹線白石蔵王駅下車、約10km
(タクシーで約20分)
・東北本線大河原駅下車、約3.7km
(タクシーで約10分)